浦和学院高等学校の玄関口となる、東北自動車道・国道122号線に面した地に、サッカー部の強化と国際教養の施設(寮)を計画。建物中央部にガラス張りのコア(階段と中庭)を配置し、内部と外部の境界を曖昧にすることで、自然の時間軸(光・風・季節)を受信できる様、配慮した。また、ガラス張りのコア空間を活かし、人の動きまでも一つの自然と捉え、空間に流動性を持たせている。 最上階のコンベンションホールからは、生徒たちの目標である埼玉スタジアム2002が借景となるよう計画した。