既存特別養護老人ホームの南側にある細長い敷地に建てられた特定施設としてのケアハウス。 東西に約45m伸びる廊下が単調な雰囲気とならないよう、中央部に食堂・機能訓練室、談話スペース、ルーフバルコニーを配置し、自然光を多く取り込み明るく開放的な印象とした。 また、40室ある居室の2室を1ブロックとして、壁面にスリット状の飾り棚を設けて分節化するといったデザインを行っている。外観においても単調化しないよう、いくつかのブロック群を東西軸に並べる形態とした。