平成2年に竣工した社員寮を学生寮に改修する計画。水回りが無い11㎡の寮室をミニキッチンとUB、WC付の22㎡の寮室にリノベーションし、現代のニーズに合わせた寮室として復活させた。広い空間で段差があるエントランスホールはセキュリティラインを形成する自動扉のゲートを中央に配置し照明とファブリックを散りばめて既存のガラスブロックを活用しながら空間を演出した。天井が低く圧迫感のあった食堂は天井を撤去して解放感を出し、居心地の良い食堂を目指した。