カンボジアの医療、看護の向上の為に、育成を目指した大学計画。高層棟は医学部、低層棟は手前が大学講堂、中央に看護学部棟が続き、奥に図書館棟が並ぶ。 マッスフォルムと表情を違えた2棟が、キャノビーからガラスファサードの講堂ホワイエまで水平面で繋がり構成される。この水平面低層部と中庭は、食堂などの日常利用の共用空間として広がり、各学部での専門への集中から医療従事を志す者同士の学部を超えた交流へと誘導し、それぞれ学び得た医療と看護への知見が昇華される事を期待する。