アンコールワットで有名なカンボジア シェムリアップ地域の基幹病院とするべく建設された病院。 海外の物件は、文化の違いなどから様々な点で困難を伴うが本件も同様であった。 特にカンボジアは歴史の悲劇による立ち遅れが建築施工にも及び、日本と大きく異なる施工認識や施工品質から、普段の設計図書ではなく現地の職人にも理解してもらえる資料の作成が必要となり、完成までには多くの労力を要した。