必然のかたち
2022.09.12
オフィス近く徒歩2分の場所で、弊社設計の鉄骨造ビル(地下1階地上12階)を建設中です。
今まで敷地内への立ち入りはできなかったのですが、ようやく鉄骨建方・床打設が終わり
建物内に入っての現場研修が行われました。
高層階はまだ柱・梁・床+養生のメッシュシートのみの状態ですが
低層階はすでに壁(押出成型セメント板/ECP)やサッシが取り付けられています。
こんな風にだんだんと建物になっていくのだと実感できますね。
今後も定期的に現場研修が行われる予定なので楽しみにしています。
ちなみに隣地も現在工事中で、鉄筋コンクリート造マンション(地上13階)になるようです。
鉄筋コンクリート造は下から順次階層を積み上げていくので全貌は未だにわかりにくく、
先に全体の柱梁が組み上がる鉄骨造のビルとでは現時点で受ける印象が大分違います。
しかしこの2つの建築物は、(おそらくは全く同じ)法規制の範囲内で、最大の建物規模を
目指して設計されているため、結果的に非常に似通ったフォルムになっています。
弊社設計ビルの完成予想CGはこちら↓
ここに隣地マンションの完成予想CGも載せられたら、すぐ納得いただけたと思うのですが
外観の特色になっているアシンメトリーさが伝えやすいよく似たアングルで作られていて、
思わず見比べてしまうほど印象が似ています。(右側が簡略化された隣地マンションです)
土地を最大限活用しようと別口から追求した結果として、一見奇を衒ったように見える
形状に行きつくというのは非常に面白いですね!
実物が並ぶといったいどんな感じなんでしょうか。出来てのお楽しみです。
(弊社設計ビルは2023年1月頃、隣地マンションは2023年3月頃完成予定です)